青春と性をテーマに監督たちが独自の個性で自由に製作する「青春H2(セカンド)」シリーズの9作目。監督した自主映画「脚の生えたおたまじゃくし」(2009)でゆうばりファンタスティック国際映画祭審査員特別賞を受賞した個性派俳優の前野朋哉が、親子の絆を描く。親の遺産を食い潰しながら生活している茂と、漫画家を目指すと言いながら漫画が描けない茂の息子とおる。ある日、2人の前に韓国人留学生キム・ヘソンが現れる。美人のヘソンを前にして急に張り切りはじめた茂をとおるは冷めた目で見ていたが、2人のヘソンに対する気持ちは日に日に高まって……。ヘソン役に人気AV女優の沖田杏梨が扮する。